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お会計事情

秋も徐々に深まり、朝晩は厚手の上着が必要な今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
毎回、為にならない僕のBlogにお付き合い頂き、ありがとうございます。
今回は「お会計」について。
コロナでめっきり減りましたが、例年 これからの年末年始は飲み会が多い季節。
相手が同級生や家族、先輩など分かりやすい関係だと問題ないのですが、大人になると相手との関係性やシチュエーションが多種多様。
そこで生まれるのが、”お会計フラストレーション,,
さすがに、いくら僕が硬派とは掛け離れていても、デートの相手や後輩には気持ちよく奢る。
けれど、なかには後輩とも友達とも言えない、微妙なカテゴリーに属する人がいる。その際、”モヤっと会計,,たるものが発生しやすい。
例えば、よく行くカフェで知り合った2、3個下の友達の仕事仲間。お互い趣味が一緒だったりして、意気投合。そんな彼と、休日 街でバッタリ。お昼時でもあったので、「ご飯、どう?」という流れに。
お互い楽しい時間を過ごし、お会計の段階になり、自分が大きいお札しかなかったので、後から返してくれるだろうと思い、1万円札をトレーに乗せた瞬間「ごちそうさまっす!」と、彼。
さっきまでアメリカンスクール的なフレンドリーさで、年上の僕を軽快にいじってなかったっけ?
お会計の途端、野球部で培ったかのような儒教的な思想に切り替わり、僕を先輩と崇める健気な後輩に豹変。
別におごるし〜。
でも、お会計の時だけ先輩にされるシステム、なんだかモヤモヤする!
まぁ、でもマンツーマンのときは被害が少ない。
さらなる”モヤっと会計,,が起こりやすいのが、
大人数での飲み会。
ありがちなのが、合コン的男女比で飲みに行った際の
男のモチベーションの差で生まれる「独裁者会計」。
付き合いで行っただけで、しかも最後まで楽しくなかったのに、主催者の男友達がお会計の際、「大丈夫、ここは俺らに払わせてよ。なっ!」と息巻く。
いいんだけど、同じ額を払うのに、お前だけがヒーローになってる感じがモヤっとする。
他には、名奉行不在の「無法地帯会計」。
最後まで同じメンバーで飲み続けた場合は問題ないが、
途中参加者、飲まない人、途中退出者がいる飲み会は、
個々の支払いは違ってしかるべき。が、最初から最後までいる酔っ払いがお会計担当になると、酔いのせいで
それぞれの分配度がわからず、割り勘にしてしまい、
必ず被害者を生み出してしまう。
さらには、お会計の瞬間だけ姿をくらます「千と千尋の
神隠し会計」
一応、払おうとするポーズだけ見せ、こちらに
「大丈夫だよ」と言わざるを得ない状況を作り出す「財布チラチラかまし会計」
ちょっと貸しといて!と言ったきり、そのまま返さない
「ウシジマ会計」
普段、お酒を飲まない人が、お酒を飲んで気分良くなっている状態で、法外な請求をする「ヘケレケ昏睡会計」
このように、街には人の数だけお会計の種類がある。
くれぐれも「お酒は飲んでも、飲まれるな」ですね。