SHIMANE BLOG

written by 嶋根 直幸

KINGDOMらしい作品とは?

今朝は涼しくなりましたね。

台風が関東に近づいている

という事なので、注意しましょう。

さて、

今朝の朝礼で話題になったのが、

「KINGDOMらしい作品」

です。

では、KINGDOMらしく無い作品との

違いは何か?

【カットの神様 ヴィダルサスーン氏】

会長がヴィダルサスーンの

カットの認定講習(日本の第1期生)

をしていたので毎年ロンドンのサスーン

から先生が来てティーチインしていたり

(実はめちゃ凄い事)

カットのマニュアルはサスーンカットを

ベースに構築しているので、

(これもよそのサロンでは無理です)

おそらくサスーンを意識したカットの

デザインという事だと思うのですが、

60年代からシザーズ(ハサミ)でカットを

してブローで仕上げる

いわゆる「ワッシュ&ゴー」(カット&ブロー)

の理論を作り上げたのが

ヴィダルサスーンさんなので、

現代の美容師の全てのカットは

シザーズでカットするので、

全てヴィダルサスーンベースのカットです。

【サスーン氏の初期の代表作 クラッシックボブ】

なので、

デザインの違いにはなり得ないです。

僕が考えるのは、

KINGDOMらしいデザインとは、

『クオリティーの高いデザイン』

そしてスピリッツを感じるもの

かな、と思っています。

いい作品には何かを感じさせます。

妥協せず修羅場を経験した者のしか

本物は理解出来ないのかもしれません。

僕はそう思います。

若い人は歴史を学ぶべきだと思います。