二刀流⁈
すっかり秋めいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
この季節の楽しみの1つとして、キンモクセイがあります。
さほど、花に詳しくはないですが、フワッと風に乗って漂う、キンモクセイの香りが大好きです。
あっ、キンモクセイ!と顔をあげても、すぐに花がわからないほどの謙虚さも、魅力的です。
まぁ、季節限定だから、いいのかも••••
さて、タイトルにも書きましたが、
「二刀流」と言えば、大谷翔平君の代名詞ですが、その二刀流とは、ちょっとニュアンスが違いますが、昔から「文武両道」という言葉があります。
知的というと、とかく知識の方に偏重しがちですが、かの養老孟司さんなども、著書の中で、身体的な知性の重要性を説いています。そもそも、明治維新を推進した男達、坂本龍馬しかり、桂小五郎にしても、彼らは、もともと、千葉道場や柳生流の師範代クラスだし、剣の達人でもあります。また、戦前には、海軍兵学校なるエリート養成機関がありました。彼らには、当たり前の様に「文武両道」を求められました。
戦後、そう言う部分がスポンと抜けてしまったのかも?
江戸末期、幕府の精鋭が船でアメリカに渡り、そのちょんまげ姿を初めて目撃したサンフランシスコの人たちは、日本人を馬鹿にしたかというと、そうではなかったらしい。むしろ、尊敬の眼差しで見ていたと聞きます。
言葉にしなくても通じる知性。それが本当のオーラなんでしょうね。
はたまた、自分に置き換えると••••
うーん、考えさせられます。